梅雨や結露がおきる時期に気になるのが、カビ…
掃除が面倒だから、見て見ぬふりをしたい。
重い腰をあげて作業したところ、問題が発生。
家にあった某メーカーのカビ取りジェルでは、ドアのパッキンに塗っても垂れてきて使い物になりませんでした。
モチベーション下がるわぁ…
そこで、垂れない、ちゃんと効果が見込める商品をWEB上で調べまくりました。
そして、気になった「カビトルデスPRO」を購入。
早速結果をお伝えします。効果ありました。
使ってみて強く感じたのは、ジェルがピタっとくっつき垂れないため、メチャメチャ作業がスムーズにいきます。初めてカビ取りジェルを使う方でも簡単に作業できる商品だと思います。
そして、ジェルに赤い樹脂が入っていることで、塗った箇所が目で確認できます。
そのおかげで、「塗り忘れ」や「流し忘れ」の心配がないというのも安心できました。
そんなわけで本記事では、「カビトルデルPRO」を実際に使ってみた僕がおすすめするポイントやレビュー写真を使いながら、詳しくお伝えしていきます。
カビトルデスPROについて
カビトルデスのスペック
ここで注目したいのは水酸化カリウムが1.0%配合されているところです。
日本家庭用洗浄剤工業会で「カビ家庭用カビ取り剤(塩素系)の自主基準」というものを定めています。この中で有効成分の濃度限界というものが以下のように書いてあります。
① 次亜塩素酸ナトリウムは4%以下とする。
引用元:日本家庭用洗浄剤工業会
② 水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムは1%以下とする。
③ 但しスプレー式の製品にあっては、次亜塩素酸ナトリウムは3%以下とする。
つまり、家庭用カビ取り剤の中では有効成分が限界まで配合されているということです。
ジェルの出し口(内径)は約2mmと細く、出しやすいです。
我が家は狭い範囲にカビ汚れがあったので使い勝手は良かったですが、広い範囲にはスプレータイプの商品が良いかもしれません。
カビ掃除の準備と使い方を紹介
カビ掃除を安全に、かつ効果的にするための準備とジェルの使い方を紹介していきます。
使用する前には説明書きを読みましょう!
- お風呂掃除用洗剤で取れる範囲の汚れを掃除
カビ取り剤はアルカリ性のため、酸性の洗剤や食酢などと混ぜると有毒ガスが発生するおそれがあるのでご注意を。安全に使用するため、中性タイプの洗剤での予備掃除をおすすめします! - 水分をしっかりとふき取る
僕は拭き取り作業が面倒なので、前日の夜に中性洗剤で予備掃除をして、翌日にカビ取り作業をしました。 - 必ず換気をして、手袋やマスク、ゴーグルなどを装着する
- カビを包むようにジェルを塗る
- カビ色素の脱色の様子を見ながら、1~2時間放置する
下のレビュー写真が参考になります - 水でしっかりと流す
- 頑固な場所は4~6の工程を繰り返す
カビトルデスPROのレビューとおすすめポイント
ここまでで、カビトルデスPROのスペックを理解していただいたと思います。
ここからは、写真を含めて実際どのような効果があったのかを見ていただきます。
カビトルデスPROのレビュー写真
コーキング BEFORE
↓
コーキング AFTER(下の赤丸部分はカビではなく、穴が開いていました…謎)
↓
45分ジェルを置いた後に、水で流しました。
そんなにひどいカビではありませんでしたが、スッキリとしました。
続いてはコーキングよりも状態が悪いドア周りの止水パッキンへの作業です。
ドアのパッキン BEFORE
↓
赤丸部分に変化が出るかを見ていきましょう。青丸はジェル塗れていない部分です。
ドアのパッキン 塗布直後
↓
ジェルがピッタリとくっついてくれるため、慌てずに作業できます。
換気扇を回しながらの作業で、途中マスクを外してみましたが、塩素臭もきつくありません。
ドアのパッキン 塗布後45分経過
↓
塗った直後と比べると、カビの黒い色素が脱色されているのがわかります。
赤い樹脂が入っているお陰で塗ったところがわかる、でも、カビの色素変化もわかる。
これが、このジェルの特徴のひとつです。
仮に樹脂がたくさん入ってたり、ジェル自体に色が着いていたら色素の変化を見ることが出来ないんでしょうね。
ナイス量。
そして、塗った直後の写真と見比べて下さい。
ビックリするぐらいジェルの位置が変わってない!
この密着具合がカビ掃除には大切です。
ドアのパッキン AFTER
↓
完璧ではありませんが、1回目の成果としては十分納得いく効果がでました。薄く色素が残っているところは2回目の作業をしてあげると更に綺麗になるでしょう。
一方、当然のことながら青丸部分はカビの色素が残っています。
※大事な最後の写真がピンぼけしていてスミマセン。
記事を書いているのはカビ取りをして数週間経ってしまっているので、写真の撮り直しができません。
ちゃんと写真をチェックすれば良かったです。初心者ブロガーのミス…
使って分かった、おすすめポイント
- とにかく垂れない → 作業がサクサク、カビに長い時間触れさせるのがポイント
- ジェルが赤色樹脂入りのため塗ったとことがわかる → 塗り忘れ、流し忘れの防止
- 有効成分限界配合(家庭用規定内) → 効果の期待大
- 塩素臭が少ない
使って分かった、いまいちポイント
- 広い範囲になるとコストがかかる
カビトルデスPROに限ったことではありませんが、ジェルタイプはスプレータイプと比べると1g当たりの値段が高く、広範囲に使用するとコストがかかります。
ドアや壁などの垂直面には垂れにくい「ジェル」、床や椅子などは「スプレー」と使い分ける必要がでてきます。
類似商品との比較
密着レベルと効果を比較しているおすすめ動画
私がカビ取りジェルを探す中で一番参考になった「掃除と言えば健太郎チャンネル」さんの動画をシェアします。
我が家にあった某メーカージェルが動画内に登場していたので、とても参考になり、購入に踏み切れました
類似商品との価格比較
参考までに2021年7月7日時点での価格表を載せておきます。
表の上から4つのジェルタイプはおすすめ動画内に出てくる物です。
一番下のスプレータイプのカビキラーは通常サイズ(400g)がAmazonを覗いてみると送料別になっていたり、数本セットになっていたため、お徳用サイズを載せています。
値段(円) | 量(g) | 1gの値段(円) | |
カビトルデスPRO | 718 | 150 | 4.8 |
激落ち カビ取りジェル | 568 | 100 | 5.7 |
ゴムパッキン用 カビキラー | 287 | 100 | 2.9 |
激落ち 黒カビくん カビとりジェル | 613 | 100 | 6.1 |
カビキラー 特大用 | 812 | 1000 | 0.8 |
カビトルデスPROレビューまとめ
本記事は「カビトルデスPRO」をおすすめする理由や使い方などを紹介しました。
我が家の範囲の少ないカビ掃除にはこれからもお世話になりそうです。
WEB上では様々なカビ取りの方法が紹介されています。
中にはメーカーが推奨していない、自己責任が問われる方法もありますので事故には十分に注意してください。
この記事がカビ掃除のアイテム選びの参考になれば嬉しく思います。
それでは、また!
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