年末がだんだんと近づいてくると「大掃除」という言葉が頭をよぎります。
お風呂場のカビ掃除もそのひとつですよね。
普段はできないカビ掃除を便利なカビ取り剤を使ってやってみましょう。
カビ取り剤にはスプレータイプとジェルタイプがあります。
ケチな私はすぐ値段が気になります。
今回はこの2種類のコスパを徹底的に分析してみましたので、
是非商品選びの参考にしてくださいね。
スプレーとジェルの違いを超簡単に説明
まずカビ取り剤の説明から。
漂白剤は塩素系と酸素系に分かれます。
特徴は以下の通りで、カビ取りには「塩素系」が適しています。
そして、ここからが本題。
塩素系漂白剤はスプレーとジェルに分かれます。
しかし、使う目的はどちらも同じです。
この2つです。
使い分けに関しては別記事にまとめてありますので、気になる方は是非こちらを参考にしてみて下さい。
条件を揃え、徹底的にコスパを調べてみる
スプレーとジェルは使用する目的が同じでも、役割が違うと僕は考えています。
使用箇所によって特徴を活かした使い分けをするのが理想だと思います。
ただ、今回はその話は横に置いておいて…
商品を選ぶ際の判断材料のひとつとしての「コスパ」を徹底的に考えてみたいと思います。
値段の差が分かれば商品選びがスムーズになると考えているからです。
そこで、スプレーとジェルの値段比較を『1㎡の範囲に使う想定』で計算していきます。
スプレーを使用する場合の条件
スプレーの代表として『カビキラー』を例にとります。
理由は一番最初に頭に思い浮かんだ商品だからです。単純な人間です。
カビキラーブランドサイトより引用
発売元「ジョンソン株式会社」のホームページによると1㎡に約15回スプレーすることが推奨されています。
そして、カスタマーセンターに問い合わせたところ、1回のスプレーで0.8g噴出すると教えていただきました。
15回×0.8g=12gの計算で1㎡に使用する量は12gとなりました。
ジェルを使用する場合の条件
ジェルタイプの中で僕がオススメしているのが『カビトルデスPRO』。
その使用説明には1メートル当たり5g、スプレータイプで代表になったカビキラーの兄弟商品である「ゴムパッキン用」には3~5gと記載があります。 ジェルは容器を押し出す力と塗るスピードによって出てくる幅が変わってきます。カビトルデスPROの出し口は約2mmですが、少し多めに見積もってジェルを出した幅は5mmに設定しておきます。
1m=1000mm 1000mm÷5mm=200 1㎡の中にジェルを200列並べる事になります。
1mに5g使うので、5g×200列で1㎡に使用する量は1kgとなりました。
結果発表
ここまでで使用量は計算できました。
かなり大きな差が出ると思っていましたが、実際に計算してみるとビックリする結果になりました。
いよいよ値段ですね。
2021年8月15日時点での価格表を載せておきます。
一番下のスプレータイプのカビキラーは通常サイズ(400g)がAmazonを覗いてみると送料別になっていたり、数本セットになっていたため、お徳用サイズを載せています。
タイプ | 商品名 | 値段(円) | 量(g) | 1gの値段(円) |
---|---|---|---|---|
ジェル | カビトルデスPRO | 718 | 150 | 4.8 |
ジェル | ゴムパッキン用 カビキラー | 287 | 100 | 2.9 |
スプレー | カビキラー 特大用 | 812 | 1000 | 0.8 |
は? ハンパない差だな。
まとめ
今回の比較では、とんでもない金額の差が出ました。
しかし、注意しなければならないのは、今回比較したのは金額であって、
効果ではないということです。
今回の結果を踏まえて私がオススメする使用方法はこれです!
↓↓↓
実際にジェルでカビ掃除をしてみて、施工の簡単さ(垂れない、飛び散らない)・高い効果(しっかり密着する)を実感しました。
が、この金額差を考えると「キッチンペーパーにスプレーして、ラップをかぶせる」などの手間を掛ける方法も選択肢としてアリかもしれません。
ご存じだとは思いますが、パッケージに書かれた注意事項をよく読んで使ってくださいね。
特に酸性の洗剤等と混ざることのないようにしてください。
『混ぜるな危険!!』 のことですね。
お悩みの方の参考になれば嬉しいです。
それでは、また!